日大豊山高校合格 T.Kさん
僕がこの塾に入ったのは中学2年の夏でした。以前通っていた塾は集団授業だったので、わからない問題も質問できないまま進んでしまい、気付けば他の塾生との成績の差が広がってしまいました。それを知った母が、僕に早慶個別指導学院を勧めてくれました。 3年になり、塾や学校で進路に関する説明を受けるようになりました。その頃の僕は第一志望として自分の偏差値よりはるか上の学校を選びました。しかし塾の先生にも学校の先生にも無謀だと言われてしまいました。僕は少し勉強すれば合格できると思っていたのです。しかしそんな甘い考えは2回目の北辰テストで打ち砕かれました。返ってきた成績表に記されていた合格率は5%未満でした。現実を思い知らされた瞬間でした。自分を過信してはいけないということに気付きました。 このことをきっかけに、僕は受験勉強に対して真剣に取り組むようになりました。まず岩崎先生と三者面談をして、第一志望とする学校を考え直すことから始めました。その結果、日大豊山を志望校にすることに決めました。 その日から僕の生活は激変しました。学校が終わり次第すぐに塾に向かい、授業が終わっても残るようになりました。途中でそのような生活に疲れ、先生に反発したこともありました。しかし二学期の通知表が返され受験に必要な書類が全て揃ったとき、僕はもう逃げられないことに気付きました。反抗なんてしている場合じゃないと思いました。僕はまた勉強を始めました。今度は必死でした。学校にいる間も、塾にいる間も、友達との会話内容は受験の話ばかりになってきました。これが受験というものなのだと思いました。 迎えた入試当日、今まで僕がやってきたことをすべて発揮するつもりで試験に臨みました。学科試験が終わり、面接が終わったとき、不思議と何も感じませんでした。本当に自分のすべてを出し切ったような気がしました。そして翌日の合格発表。自分の受験番号を見つけた時に、ついに合格したのだという思いがこみ上げてきました。それと同時に今までの受験生生活が思い出されました。 受験というものは誰しもが経験するものですが、その時必要なものは学力だけではないと思いました。自分の力をきちんと客観視すること、受験という大きな壁に負けない精神力を身につけることもまた、重要だと思いました。先生方、本当にありがとうございました。
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