市立川口・埼玉栄高校合格  Y.Hさん
僕は3年の10月から市立川口高校に行きたいと思い始めました。しかし、北辰テストでは合格率が50%くらいしかありませんでした。悔しいから勉強しようと思いましたが、何を勉強したらいいか分からず時間だけが過ぎていきました。そのあとからは、先生にきいたり、教えてもらったりして勉強ができましたが、あまり自信のないまま、私立高校の受験を迎えました。無事私立高校には合格できたけれども、まだ公立受験には自信がありませんでした。とにかく早く受験勉強から抜け出したいという気持ちでいっぱいでした。しかしなんとかふんばって、先生方に支えられながら公立受験の勉強をたくさんしました。埼玉県の数学は過去問から見てかなり難しく、ここで差が出ると思ったので、数学をたくさん勉強しました。 そして受験当日、学校に着くとたくさんの受験生がいました。僕が第一志望の国際ビジネス科は、去年より倍率が上がったようで、普通科より高い約1.9倍でした。テストは、国・数・社・理・英の順で行われました。一時間目の国語は、まぁまぁの手応えを感じました。二時間目、数学。自分が一番差のつくだろうと思った数学のテストが始まりました。…ヤバい。回答しても全然出来た感じがなく、とても落ち込みましだ。このままでは落ちてしまう。しかしそこから持ち直して、そのあとの教科は全部気合いで回答欄を埋めました。でも、やはり自信がなく心配でした。 二日目の面接。この学校を選んだ理由・中学の校長先生の名前と、どんな先生か・自分の長所、短所、趣味・学校の校則についてどう思うか…などを聞かれ、しっかりと答えることができました。 すべての受験が終わったあとも自信のない僕は、合格発表まで全然勉強ができず、ただ机に座っていることしか出来ませんでした。 そして運命の合格発表の日。学校に行き、合格発表を見ると、自分の受験番号がありました。見つけた瞬間、嬉しいのか何なのかよくわからないぐらい頭が真っ白になりました。ただ以前先生に言われた通り、自分の番号が輝いて見えました。 出来ないと思っても、そこであきらめず、どうすればいいのか考えること。これをいつも考え、努力してきたから、自分の真の実力が上がったのだと思います。しかし自分の努力だけでなく色々な人の支えがあったからこその合格だとも思っています。本当に感謝しています。支えてくれた先生方の期待に応えられるよう、充実した高校生活を送りたいと思っています。本当にありがとうございました。
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