東京女子医大(医学部/一次)・日本大学(歯学部) 日本歯科大学(歯学部)M.Mさん
今振り返ると、私は最後の最後まで本気で「勉強」というものをしていなかったのだと思います。中学入学後もある程度成績が安定していたため、必死になって勉強するということをしたことがありませんでした。高校に入学してからも相変わらず勉強しませんでした。すると今までとは違って、成績もそれ相応の成績になっていきました。周りからは真剣に勉強しなさいと言われてはいましたが、もともと勉強が好きではないし、特に目標としている大学もなかったので、なかなか本気で勉強に取り組むことができませんでした。  しかし高校2年の英語の考査でかなり低い点数を取ってしまいました。それからは学校の授業をきちんと受けるようにしました。すると考査の点数も上がり、以前より英語が出来るようになっていきました。このころからやっと自分の勉強不足に危機感を抱くようになり、特に苦手な化学の復習を始めました。化学は学校で学んだはずのことが1つも頭に入っていなかったので、1から勉強し直しました。しかし学校では新たな内容も勉強しなければならなかったので、なかなかスムーズにいきませんでした。結局すべての復習が終わり、知識が定着し始めたのは高校3年の冬休みでした。過去問を解き始めたのも遅かったので、多くの問題を解くことはできませんでしたが、できるだけ解こうと思いました。分からない問題があれば、先生に質問しながら勉強しました。その結果、それまで全然点数を取れなかった化学も、だんだん解けるようになっていきました。  受験が終わってみて、学校での勉強の大切さが分かりました。学校できちんと勉強していれば、塾では早い時期からもっと効率よく勉強する事が出来たのに…と思います。しかし、だからといって最後まであきらめないことの大切さも学びました。小学生のころから今まで支えて下さった先生方、本当にありがとうございました。
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